わたしのライフワークの一つである「トレイルランニング」
トレイルとは登山道や林道などを意味し、場所の高低に関わらず、舗装されていない主に山などの自然の中を走るアウトドアスポーツです。
近年トレイルランニングの人口もとても増えて来ており、山の雪解けシーズンは
全国各地でレースが催され、地元の方々の温かいご声援とご協力のもと、自然と一体化できるとても魅力的なアウトドアスポーツです。
その一方で色々な問題はありますが、その点はまた改めて。
今回は1年ぶりにレースに参戦して来ました。
場所は三重県伊勢市。伊勢神宮のある場所です。
会社員時代は年に4−5回定期的にレースに参加し、その為のトレーニングを行なっていましたが、仕事を変わってからは年に1回のペースになりました。
何年か前に雑誌で朝のおはらい町を駆け抜ける写真を見て、いつか行ってみたいと心に引っかかっていたレース。
今年は節目の年と言う事もあり、朝熊山を駆けた後に友人と合流して伊勢詣でも兼ねたレーストリップにしました。
レースまでは朝仕事前の時間にロードランニングや近所の緑地、坂の多い街なので、住宅街の坂を登る、降るの練習をして、足りない部分は筋力トレーニングで補って、臨みました。
時期を同じくして湘南国際やホノルルマラソンにエントリされていたお客さまがいらっしゃったので、一緒に練習出来た事も良かったです。
さて、レース当日。
前日まで吹いていた風が夜になって止み、キーンとした寒い朝、でもとても良いお天気に恵まれ20kmの旅がスタートしました。
楽しみにしていたおはらい町では、友人が応援してくれて、内宮の鳥居を横に見ながら五十鈴川沿を進み、山に入っていきます。
序盤の5kmはゆるゆるとした登りが続きます。いわゆる走れちゃう登り、神聖な伊勢の森を感じながら呼吸を合わせて走る。
今回は時間がどうとか言う欲は捨てて、せっかく遠くまで来たのだから、伊勢の森や朝熊山と呼吸を合わせて走り抜けようと言う気持ちで臨みました。
ところどころに古道の名残を感じたり、普段は通ることのできない道、朝熊山頂上からの絶景、エイドでの地元の食べ物の振る舞い、距離が短いと言う人もいるけれど、トレイルの良さ、楽しさをぎゅっと詰めた旅でした。
最後もゴールで友がお出迎えしてくれて、あったかい伊勢うどんを頂いて、その後は伊勢神宮へお礼参りへ。
片参りにならず、しっかりとお伊勢詣でを堪能しました。
来年はどのレースに挑戦しようか、日々の鍛錬も忘れずにコツコツやっていきます。